GnuPGを使ってメールを暗号化するための環境づくり

備忘録として書いておきます。

UbuntuThunderbird 環境の場合

UbuntuにはGnuPGが標準で入ってるので、Thunderbird に「Enigmailプラグインを入れるだけで鍵の管理とかも出来ちゃって、暗号化/復号の処理も超簡単。

Windowsの場合

Windows だと、GnuPGを入手して入れる必要がある。
そのうえで、メーラーThunderbird を利用している場合は、Ubuntu同様「Enigmail」を入れればもう完璧。

今回は、Becky! Internet Mail 2GnuPGを利用する環境を作ってみた。
一応、この辺↓

のように、「GnuPG」と「GNU Privacy Guard Plug-in for Becky! 2プラグインを入れれば、最低限利用環境は整うのだが、これだけだと、鍵の作成とかインポートとかコマンドラインでやらないといけない。
GUIなフロントエンドのツールとかもほしい場合は、必要なツール全部まとめて入ってる「Gpg4win」を入れるのが楽ちんみたい。

今回インストールしたのは、Gpg4win Ver.1.1.4。
取り合えず、BeckyでGnuPGが使えて、鍵の管理がGUIで出来ればいいだけなら、Gpg4win に含まれるユーティリティのうちインストールが必要なのは、GnuPG と WinPT だけでいいみたい。
そんで、Gpg4win Ver.1.1.4 に含まれてる WinPT Ver.1.2 を日本語化する方法は
ここ↓

使い勝手

Thunderbird での GnuPG を利用したメール環境は、抜群に使い勝手がよい。Becky! も送信前に確認ダイアログとか、ツールバーに暗号化/復号化のツールボタンが配置出来たりすれば、便利なのだが。
あと、送受信双方の環境によっては、復号したメールの文字エンコードメーラーで自動判別出来ず、文字化けする事があるのは、しょうがないのかな。