Memo(1/19)

>ガソリン税問題、国民的議論を (JANJAN, 1/19)

 私がまず思うには、そもそも、特別会計というものは少ないほうがいいと思います。国民から見えにくくなるからです。現に50兆円もの余剰金が出るが、国民は指をくわえてみているしかない。こっちで余剰金があって、こっちでは、医療や福祉の負担増や増税が行われる。こんなふざけた話はない。私は基本的には、民主党による特別会計整理統合、それによる一般会計での「適切な積極財政」を支持します。

私も支持します。

 環境問題だけを考えれば、ガソリン価格は高いほうがよいに決まっています。とくに、都市部では、公共交通機関が十分ある地域が多い。もしできることなら、都市部では高く、農村部では安く、というのも手ではないかと思います。しかし、それは実務上困難かもしれない。

 1つの選択肢として、ガソリン税は「環境税」に移行し、高いままを維持する。一方で、どんどん、都会でも道路をつくるのを維持してしまっては、これは、はっきり言って、自動車がどんどん増えるだけです。

 また、国鉄の赤字というのも、道路整備により自動車利用が増えたために増えた部分も大いにあります。交通政策を無駄がないように総合的に考える必要があります。

 その上で、

 ○地方のとくに高齢者の交通手段を確保する対策
 ○地方や経済的弱者へのセーフティネットを充実させる

というのもありでしょう。

我々地方の人間にとって、唯一の移動手段が自家用車という現状では、燃料費が低い方がよいが、環境・福祉・交通政策などなどをトータルで考えて税金が使われるのであれば、暫定税率を維持しそれを一般財源化するのというのも良いと思う。