Memo(7/1)

IT関連

> トップレベルドメイン自由化、ICANNが承認 (ITmedia, 6/27)

紛争の種が増えますね。

> ubuntu はなかなか使えるんじゃないか? (パソコントラブル出張修理・サポート日記, 6/30)
> マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (954960) Microsoft Windows Server Update Services (WSUS) によるセキュリティ更新プログラムの展開がブロックされる (Microsoft, 7/1)

WSUS 3.0 または WSUS 3.0 SP1 を使用して更新プログラムを展開+クライアント側に Office 2003 がインストールされている環境に限り発生するそうです。

いろいろ

> インターネットと規制社会を考える(下) (保坂展人のどこどこ日記, 7/1)

小・中学生から「携帯電話を取り上げよう」という規制を自民党では冗談抜きで検討しているらしい。これも、子どもを制御することの出来ない親たちが喜びそうな規制だが、つい数年前に子どもが被害者になった事件が続発した時には、「GPS機能を持った携帯電話を持たせた方がいい」という文脈で語られたことは、もう忘れられている。各学校でPCが常備されたのも、森内閣から始まって「IT革命」の成果じゃなかったのか。むしろ、「言いすぎた時」「書きすぎた時」「相手に暴言をぶつけられた時」どうしたらいいのか。また「侮辱された時」「ネットいじめにあった時」「悲しくて生きていけないと感じた時」にどうたらいいのか、そこを私たち大人は子どもと一緒に考え、危機回避の技法と悪意と正面衝突をしないコツを学んでいくべきなのだ。

そう、だからこそネットリテラシー教育が大事なのであり、いくら規制してもそれでも楽しいと思うことは子供はやるだろう。やらせればいい。危険を回避出来る知識を持たせて。

私が気になるのは、メールを数分以内に返さないと「仲間から浮く」と感じている女の子たちの文化だ。佐世保事件を取材した時(2004年)に感じていたが、24時間メールを打ちつづける友達関係というのは、実に不自由で神経をすり減らすものだ。食事をしている時も、お風呂に入っている時も、歩いている時も、こんな時にメールするなよという時にも、原則即答のメール習慣は、成長期の子どもにとって有害だと思う。「数分以内にメールの返事を出さないと仲間外れになる」ような仲間なら、それは互いに拘束しあう困ったつきあいだと思う。どうしたら、メールに対して「時には返事しないよ」「忘れちゃった」と平気で言えるようなゆるい関係に組みかえられるのか、いい智恵があったら教えてほしい。インターネットと規制社会について考えてみた。どうも規制しようというターゲットと本質的に取り組まなければならない問題は、かけ離れているように感じる。

メールは相手が見てるか、返事するかはわからない時代は、今は昔。最近は大人でも返事しないと怒られたりする。困ったものだ。^^;