坐禅と小豆粥と琵琶とフルート

今日は坐禅してきた。
そして、お釈迦様が悟りを開いた日にちなんだ、小豆粥と精進料理をごちそうになる。
そのあと、予定にはなかったのだが、坐禅に来ていた琵琶とフルート奏者の方が、2曲だけだが、演奏を歌を披露してくれた。フルート奏者は外国人の男性で、琵琶奏者は日本人の女性。

生の琵琶の音を始めて聞いた。歌は「祇園精舎」という曲(らしいが、よくわからない)。
琵琶の曲の後は、フルートの即興にあわせて、琵琶を演奏した方が歌を。
フルートは、その演奏者のオリジナルなのだそうで、普通の西洋音楽で使われるフルートではなく、一本の管のほぼ真ん中に1つだけ穴が空いていて、そこにフルートのように息を吹き込み、左右の手で、管の両端に空いた穴を押さえたり、息の料を調整したりして、音を奏でるもの。穴は全部で3つしかない。これでもフルートというのか?と思ってしまった。音色はどちらかというと、尺八とかに近い感じだった。
静かな夜のお寺で、琵琶と独特の音を奏でるフルートの演奏。何ともいえない心地よい時間を過ごせた。

今年の坐禅は、大晦日の年越し坐禅が最後。去年始めて坐禅を体験したのがこの年越し坐禅
あれから一年か...。今年もまた坐禅で年を越そう。