今日のメモ

パラダイムの持ち方ひとつで・・・ (スタッフが見つけたちょっといい話, 10/23)

セミナーの内容を受けて、まとめとしてグループディスカッションを実施することがあります。職場の理想(あるべき姿)を描いた上で、現実を見てみて打ち手を考えるというワークです。そこまでは、だいたい良い感じで進行するのですが、次の討議テーマによって参加者の表情が全く異なるケースがあります。結構もめるケースが、まず問題点を出して解決策を図るという方法です。『問題』というフレーズを聞いた途端、不思議なことに犯人探しが始まるのです。経営陣が分かっていない、上司の理解がない、○○の部署がネックになっている等々、それは留まるところを知りません。そして、その後の解決策になると、皆一様に頭を抱えるのです。そして最後には、今の僕らの力ではどう頑張っても無理だね、時代が変わるのを待つか〜的なムードが漂い、有効なプランがなかなか出てきません。
逆にうまく進行するケース、それは『問題』という言葉を出さずに『理想に少しでもキャッチアップするために、あなたはどのように行動しますか?』という設問にするのです。
主役が自分自身になった途端、より現実味のある行動計画を考えることになります。自ら上司に働きかける、他部署を知るために交流会を開く提案をする、等々の具体的な施策が出てきます。経営陣や上司への愚痴、他部署批判は、お酒の肴としては美味しいかもしれませんが、何一つ状況を変えることはできません。何よりも『自分』が変わることです。
あの勝間和代さんは三毒追放運動といって『妬む』、『愚痴る』、『怒る』ことをしないように自分を常に戒めているそうです。妬む暇があれば、相手に追いつく努力をする。愚痴る暇があれば、現実を正しく見つめるようにする。怒る暇があれば相手と問題解決策を図る、というものです。勝間さん、さすがです。

そうだよね!そうなんだよ!問題点や愚痴を並べるんじゃなくて問題解決のために自分ができる事をやる。そうなんだよね。そうなんだよ。 まぁ、周りはどうあれ自分はいつもそういう気持ちでいるように、努力だけはしてようかね。^^